少年少女のブログ

昨日のことがあったので、少年少女のブログを読んでみた。
すると、やはり、どうやら、なるほど、掲示板が異様だ。
相手のエントリーだけが延々と続き、何かを受けているらしく、「ありがとう」なんてのもある。返信らしいのだが、相手はわかるものの、内容がちんぷんかんぷん。これかと思って、タブの切り替えを頻繁にしながら読んでみると、本当にそうなんだ。相手の書き込みに対して、その人の掲示板に返信を書くらしいのだ。ちょっとこれまで勘違いしていた。逆だと思っていたのだ。
理由を考えてみた。

  • 自分の掲示板に自分で書くのがみっともない。
  • 聞かれた方の掲示板だけで盛り上がるとエントリーが増えない。アクセスを増やすための互助みたいなもの。
  • 第3者から容易に文脈を読みとられないための工夫。基本、小中学生は論理的な流れに弱い。削除で逃げるらしい。

こんなものかな。
それから少し特徴を新しく捉えた。

  • 素通り禁止」について議論が存在すること
  • 画像の流用には非常に神経質であること
  • 常連の書き込みは少し優遇されること
  • 小中学生であることを隠さず、場合によっては学年を明示し、それが大きな意味を持っていると考えられていること
  • ウェブサイトを持っているけれど、ftpしたことがないらしこと
  • GAL語が嫌いらしいのに、「w」とか、「ぃ」とかが多用されていること。その割りに、顔文字は少ない。
  • やたら、「やくそく」が多いこと。学校の影響か。そのくせ、勝手に設定しておいて守らないと、がんがん削除したり、アクセス禁止にしたり、これも「学校」みたいなこと

いや、いろいろ、それぞれ、まったく、勉強になります。
こういうコミュニケーションを知っているのと知らないのでは、たぶん、対応が違うんだろうなあ。
相田みつをを知らないで、習字の課題で相田みつをの詩を書いた子を罵倒した教師がいたそうだから(もっとも、けっこう正直な人かもしれないが)
それで、研究対象としたブログに真っ正面から意見などを書いて、少し応酬するものかどうかを試したら、削除されて、そのうえ、掲示板閉鎖。どうやら、更新もしばらくしないみたいな書き方されて、ちょっと可愛そうだったかな。
おじさん、そんなつもりじゃなかったけど、けっこう怖かったかな(笑)