シャルマンで先輩に

仕事上の先輩でもあり、また、かつて上司でもあり、山の大先輩でもある方に偶然シャルマンのセンターハウスでお会いした。かんじきと三脚から写真を撮りにこられたらしい。素晴らしい天気だが、火打でも焼山でもなく、木の陰を撮ったととのこと。
退職してから、奥様といっしょに山歩きと写真を楽しんでおられる。実に素晴らしい生き方で、昨日、見た能登半島の風景について話されて、仕事のことを少し話された。
迷惑ばかりかけたんだ、実は。しかし、後生への期待を話されたときに、ボクは不覚にも胸がいっぱいになった。花粉症のせいにしたが、あれは本当の涙です。ありがとうございます。先輩のおかげで今、何とかやれている。ゴーグルが曇るのでサングラスに代える途上での出会い。偶然だけど、この時期に運命的なものも感じざるを得ない。
初めてだった。山に敬礼して帰路に着く。謙虚でありたい。不思議にそんな気持ちになった。