アピア

シャルマンを辞して、時間もあったので、アピアという管理釣り場へ。
誰もいないので、2時間1800円券を買う。
のんびりと魚と遊んでもらおうかと思ったら、ボクが釣り始める機先を制するように高校生か、せいぜい大学生のあんちゃんが出てきて好ポイントにがんがんエッグらしい黒っぽいフライを投げ入れ、2分に1尾のペースで釣り始める。どういうものか、このあんちゃん、営業小屋に時々入っていくのだ。常連か、スタッフか。すこぶる、リズムが気になる。
釣り自体は、つまらないシンカー付きのルースニング。ライズがあるまでこれでと思っていたら、客が増え始めた。ルアーの着水がたくさんあるので、ライズが継続しない。10ほど釣ってからミッジにするが、どうもあんちゃんが気になる。そのうちに常連のルアーの人がきて、こちらも当たりバリでばんばん上げる。
パチンコ屋みたいになってきた。
嫌になって、結局、15分ほど残して止めてしまう。
魚のエネルギーはすごい。水深がないので取り込めるが、ジャンプするし、走るし、魚はいい。しかし、バックキャストが車道や駐車場にかかるし、何より底や流れの変化に乏しく、ストラクチャーもない。会員カードをもらったが、年中やっているので、シャルマンで遊んでそのついで位の場所だな。ここをターゲットにするくらいなら、白馬ニレ池に行く。ハッチのない人工池とは悲しいものだ。あんちゃんの釣りはそんな釣り。自信満々だったが、隣の雪代の川でなんとかしてみたらどうなんだと、彼の挑戦的な表情に語りかけていた。