ボウリング大会

これは、針小棒大だと思う。
記者会見で厳しく問いつめた女性記者に。
何を聞きたいのだ、何を明らかにしたいのだ。
情報不足なのだ。なぜ、そういう情報が、例えば、同一単位管内ですぐに共有できないのかをはっきりさせよう。
ボウリングがしたかったわけではないと思う。
どうもネタ(新事実)が少なくなってきたので、何でも取り上げていると感じがする。
「また、とんでもない事態が明らかになりました」とやるんだろうなあ、ニュースキャスターが。わかりやすいが、本当に追求したいことがどんどん曖昧になっていく。
あ、またやっているけど、記者の態度がすごいな。こんなの許していいのか。加害者だろうが、被害者だろうが、人としての対応をしていくのがジャーナリズムの基本だろう。そりゃ、JRに罪が大きいと思うけど、そういう思いがあればあるほど世間一般の興奮から離れて冷静な態度を示すのが記者のような気がしているんだが。その興奮のなかで、例えば、松本サリンのえん罪はあったわけだし(前にも書いた)、多くの被害者がメディアによる2次被害を受けていることもたくさんの人が知っているわけだ。
おどろおどろしい報道がどんなに予断を与えているか。報道の仕事をしている連中が知らないわけもなく、それだけに確信してやっているのなら、いよいよ気に入らない。