発表

学校って発表が好きなんだけど、子どものオーラルな表現を「発表」というのはどうにも抵抗感がある。ちょっと別のところで書いたのだが、学校を出てしまうと途端に人は発表の機会を失う。そのかわり、しゃべったり、話したりする機会は抜群に多くなる。一方で、500人を相手に話すことなど、一生の間にそう何回も生まれてこない。こういうものを生かすところと、そうでない生のことば、いわば、垂れ流しのようなフォーマルでないことばを表現するなかでしっかりと自明的にことばを意識下におくような力を持つ必要もあるはずだ。
とこんなことを考えていて、最近ようやくリハビリから離脱しつつあるかなと思っている。だけど、実践力ではなく、分析力と洞察力だな。
今日、書いているメモに、「やる」ことと「やらせる」ことがある。意志の働きの違いによってこの言葉をコントロールしているが、教育という仕事ではみなさんどう意識しているのだろう。先生方に聞いてみたいが、おそらく、問いかけは全く分子レベルですれ違う。