わかる人にはわかるメモ

例の何のシステムに関連している。
哲学→思想→理念→政策→施策→事業→業務→仕事。
前4つは政治家の仕事。後ろ4つは行政の役割。
で、今回は政治家の動きで一気に後ろ4つが進んだわけよ。
そこには確かに思惑があるんだけど、官僚機構のなかでは思惑はむしろ後ろ側からの動きでそれが政策として判断されたので、後ろ4つに一気に流れてきたわけだ。
政治家は決して思い付きでものを言わない。多少、政治家の血が流れている。思い付きに思えることでも根拠をしっかりと持っているものだ。しかし、それが思い付きと感じられるあたりに、政治家の力加減があるのだろう。
ところで、仕事のあとにも、ちゃんと4つあるんだけど、それはまた書きたいときに書こう(笑)
社長の年頭会見ではどうしても各部局土産がいる。できれば、土産は金がかからずそれでいてインパクトの強いものである必要がある。部長としては、社長用にいい土産を用意しないといけない。その土産次第では、部の予算査定にも響きかねないのだ。今回のは実にタイムリーで微々たる金でおもしろい波及効果があったと思うよ。だけど、後ろ4つ側の人がフロントエンドでユーザに面する部分のイマジネーションに足りない。
実はそう言う人。いっしょに仕事した(笑)ずいぶんやり合った。その分、彼には達成感があったようで、総本山に出向いてかなりうれしそうに自信もって話していったそうだ。直後に総本山にお参りしたんだが、ボクに話していた印象と全然違ったので、あれきっと総本山が本音で、ボクの方には何となくひねくれてみせているんだね。総本山でもその話でコーヒー2杯いけた(笑)才能も、実力もあってちゃんと発揮している人だけど根本的な対象へのイマジネーションを欠いている傾向がある。仕事はすごいけどやっつけの印象は拭えない。あれだけのことをやるには担当者会議があってもいいのに、どうしてもXデーに間に合わせるにはとても時間が足りない。お気の毒である。
それで本店の人がそう考えているのに出店の方は何かやらせられている感じで方々にぶーぶー文句を言い放っている。それが根本的な制度的疲弊で、その文句はちゃんと聞こえているから出店は何をやっているんだ。要らないと言わせてしまうのだ。ブランチはどうしても本国から遠く離れた植民地のようになってしまう。地頭たちがたくさんいらっしゃる。今回のことで思い切り踏ん張らなくてはならないのは、出先の方だったんだけど、さあてどんなつもりでいるんだろう。社長はその出先の存在を少々穿っているようにも思えるんだが。