学校へ行こう!スペシャル

親、教師、ゲストの3者による討論形式になっていたが、特に掘り下げた印象はない。中学校の先生が、小学校のたるい状態のままで中学校に入ってきたようなのには体罰もやむを得ずといった感じの発言をしているのを聞きながら、社会は学校の、大学は高校の、高校は中学の、中学は小学校の、小学校はそれ以前の集団教育の、幼稚園や保育園は家庭を、家庭は連れ合いの遺伝子を、それぞれ取り返しのつかないものとしてスケープゴート化して溜飲を下げている。そういう議論を止めようってずっと前から言っているのに。だれが子どもたちの教育を担当するかというパーテーションの議論ではなく、子どもの教育についてどうわかちあうかのシェアリングの議論にしようと、そうだな最低6年くらい前から言っているんだけど。今日の番組でも、子どもの教育の責任は親か、教師かとなっていた。家庭か、学校かですらない問題の立て方にはそのことに対して出演中の教師が反論しない(反論をオンエアしない)ことにもっとも不満を持っている。
それにしても、みのもんたは何のためにいたのか。視聴率のためか。