歴史的な二遊間

報道ステーションで、中日の二遊間を特集していた。
かえすがえすも残念なのは、あの新庄に席巻された日本シリーズで、かの二遊間の価値が正当に評価されなかったことだ。バッテリーはいつも映っているが、見えにくい内野守備をもっともっとちゃんと見せる工夫をメディアは心がけて欲しい。捕って投げるだけなら小学生の野球だ。かなり野球ファンを自認する人でも多くの場合、野球を応援することが好きだったり、野球を観戦することが好きな場合が多く、プレーを楽しみ味わっている人は少ない。いや、正確じゃないな。プレーの楽しみ、味わいをことばにうまく表現できる人は少ない。ゆえに、野球を実際にプレーする人は、いつでもプレーを「観る」人に優越しているのだ。それは、そもそも比べられるものではない。プレーしていても野球を観ていない人はたくさんいる。その逆も、たくさんいるはずなのに、無口にさせられている。
メディアはちゃんと野球を見せる努力と工夫、知恵を尽くそう。