金太郎温泉

いただいた無料券で金太郎温泉へ。
含硫黄・ナトリウム・カルシウム・塩化物泉(硫化水素型)(高張性・中性・高温泉)という長ったらしい名前。昭和に入ってさく泉された温泉だが、かつては温泉レジャーランド然とした風情があり、演芸場はもちろん遊園地まであった。現在は、温泉旅館風に変わったとはいえ、外来のお湯は「千と千尋」のような感じで、プールや演芸もまだまだ健在。今日も、週末でたくさんの人で賑わう。
野暮ったさと豪華さが同居した田舎の温泉風景なのだが、お湯は抜群。実に柔らかく温まる。硫黄臭がして、更にしょっぱく、そのうえ、つるつる。足湯だけでも体中が温かくなる。小川温泉もよく温まるのだが、双璧をなす。ただ、こちらの方が湯船は豊富。
大きな露天風呂。普通のお風呂に源泉かけ流しの無調整の湯船。歩行浴、ジャグジー、寝湯、足湯、サウナ、水風呂なんでもあり。そのひとうひとつが体に沁みてくる。
上気した体でロビーに戻ると、富山市のお豆腐屋さんの出店があった。今時、リヤカーで引き売りをしておられるという。週末はこちらで販売しているらしい。大豆のよい香りがたった豆腐をいただいた。おぼろを少し買ってきた。そのまま食べると旨いそうで、明日、長男の受験生活の区切りがつくので、一応の締めに豆腐で泡盛でも。