茶碗

ボクが使っている飯碗が欠けたそうで、新しいものを探しにいった。何となくイメージがあったのだが、そのままのものがあって買ってきた。
高校生の頃、テレビシリーズの「座頭市」で勝新太郎がお茶漬けを食うシーンがあって、それが無骨な焼き物のお碗で大いに気を引いた。ちょうど、そんな感じの安物の織部があって、そいつにしてみた。いや、ホントに安物。でも、手触りがよく、手放しにくくなってしまう。380円。仕合わせは案外安いものだ。
姫丼くらいの大振りな飯碗。だが、つい、お代わりしてしまった。