フライの雑誌76号

フライの雑誌」76号が届いた。
おもしろかったのは、「どこでもフォルスキャスト」第2回北アルプスで投げる。
ボクらには、おなじみ天狗原の光景。今年の1月らしい。例年ならキャスティングに支障がないくらいに木が埋まっているが、今年はやはり少なかったらしく、しっかりと樹木が背景に写っている。何回か滑り降りた白馬乗鞍の斜面が見える。テレマークスキーが誌上に掲載されているのは、おそらく、「子どものフライフィッシング」にテレフライと称してテレマーク履いて釣りに行く話を書いて以来か。あのときは、nyamaさんを描いたイラストが掲載された。
このフォルスキャストのシリーズ。いっそ、百名山並みにやってはどうだろう。次回リクエストは、北アルプス朝日岳の北、長栂山に近い照葉の池。泊の美人芸妓の名前を塚本繁松が付けたという美しい池。ニッコウキスゲに囲まれた季節に、池にプレゼンテーションするといいだろうなあ。でも、本当に池があると洒落にならないか。立山・弥陀ヶ原の池トウでアウトリガー。それじゃ、フォルスキャストにならないな。
自分のところは、まあ、ぼちぼちです。誌面になると意外に力のあることばが見つかるので不思議です。書いているときよりもはっきりとわかる。編集者はこの見え方がちゃんとわかっているんだろうなあ。まだまだ、それを意図して使えていない。