小倉トースト

仙川日記より。
どうやら名古屋にいらした気配。
小倉トーストに邂逅し、うみゃーので驚かれた様子。
その後、健康診断に行くとコレステロール値と中性脂肪に驚くはず。
つくづく、名古屋は都会とは思えないほど、ローカルな習俗が息づいている町。嫌いではないが、面食らう。
モーニングコーヒーにご飯とみそ汁が付いている。それは、朝定食にコーヒーが付いていると表現した方が適切。
昼飯どきに、喫茶店と思しきところに入ると、エビフライがメニューにあった。みそカツもある。「あたりみゃーだがや」(ちょっと違うか)とか言われても、さすがに外見からわからないので、やはり、少々引き気味。
栄でダイソー探したらちゃんとあるんだけど、向かいのビルはプラダだのティファニーで、こっちがダイソーユニクロ無印良品。これが名古屋なんだなと、それは好ましく思えた。ダイソーでは、中国語の案内をやっていたし、ハングルもそこらにある。一方、名駅(えきみゃーと言うのだろうか)ではにょきにょきとビルヂングが立ち並び、駅裏は予備校とキャバクラが同じエリアに並んでいる。
だけど、よくよく考えると、地方都市の方が単一な印象。時代時代に揺さぶられて、翻弄されて、姿を一気に変えてしまう。その変化の腰の軽さがいわば「田舎性」なんだと思うのだが、波に乗り、風になびいているほど、「進歩的」を標榜するから始末におえない。
週末は、名古屋。足が痛いので、道路を渡るのに苦労しそうだ。