高速道路上で

昨日の朝は、春の雪でそこここでクルマがぶつかっていた。どうやら、もう雪は降るまいと夏用タイヤに替えてしまった人たちが厄介に巻き込まれたらしい。
いつものように、というのか、いつものように家を出るのが遅くなって高速道路を走っていたら、ずっと前方に黒い点があってどんどん大きくなってくる。ということは、止まっているということ。黒部川にかかる橋の上で、B4がクラッシュしたらしい。生々しく轍が残っていて、どうやら左に滑っていったので慌ててブレーキを踏んだか、ステアリングを切ったようで今度は反対に振れて中央分離帯にぶつかって止まったらしい。かろうじてクルマが一台通過できるほどの間隔を空けて道に横たわっている。
もし、怪我をしている人でもあれば止まって救助をと思ったが、ドライバーは既に車外に出て何かを待っている様子。飛び散る部品をゆっくりと踏んで現場から離れた。その後、パトロールカーや巡回車が走っていったのできっとその後の処理はスムーズだっただろうと思う。
結局、勤務に行くまでにほかにもクラッシュを見た。いずれも、不可解で不自然な止まり方をしていたので、きっとスリップだろう。考えてみると、ボクも今年はあまり雪の上を走っていない。気を付けることにしよう。