県下初のスタバ

数年前でなく、数日前の新聞記事である。それって、そんなに報道価値のあることなのかと疑う。
県庁所在地を「県都」と呼んで憚らないある地方都市の老舗デパートが大通りの向こう側に引っ越した。商店街の再開発ビルに入居したわけだが、これがしばらく閑散としていた市街地型の商店街に人混みを作った。時を合わせてそのあたりへ向かうバスや市内電車なども無料になったとのことで、ここ数年見たこともない人混みだったらしい。たぶん、数年前に撤退した西武系のストアの閉店以来だったかも知れない。
この土地の人たちはイベント*1が好きで、何かができるとわっと押し寄せて、すぐに飽きる。あ、そうでもないか。まだまだ、よさこいに集客力がある(笑)
その新規開店した再開発ビルの老舗デパートの目玉が、スターバックスである。また、紀伊国屋書店である。さらに、ハンティングワールドなどのブランドである。うーん、ってことは埼玉あたりの始発駅前くらいのレベルか。それを、「県都」。不敬罪は大丈夫か。
そもそもスタバの珈琲は香料がきつくてつらい。ボクは、ミスドの珈琲の方が早く出てくるので好きです。ちなみに、その「県都」には、ミスドは30年くらい前から24時間営業しています。*2

*1:30年前には新聞も「エベント」と書いていた。当時の感覚である。本日のメーンエベントなのである。

*2:最初の店は、中心商店街にあったが、数年前閉店。こちらも郊外型スーパーへのテナントに移行しつつある。駅前ビジネスが成り立つほど、公共交通機関を使わないし、ないのだ。