雨の富士

こういうことがかつてもあった。
まさかこのままというわけにはいくまい。
レースはやがてローリングスタート
降り続く雨に、クラッシュの影響もあり、セフティカーが数度。
長いストレートのウォータースクリーンはパイロットの技術の高さを伺わせるも、結局富士のコースの特徴がわからなかった。
やっぱり、鈴鹿でやろうよ。改修するからさ。
でも、生中継は賛成。
あ、いや、木村が出るなら反対。
セフティカーが抜けた再スタートはものすごく緊張感があった。低速で推移したときのマシンの状態はやけに不安定で、まだ全く止みそうもない雨と激しく水が積もったコースコンディションで世界一長いホームストレートを駆け抜けた下りの第1コーナーという展開。実況アナが木村に振ったが、このバカ、「塩原アナのトーンが2オクターブ上がりましたね」である。なんだそりゃ。田淵以下。もう出すな。
塩原、リベンジらしく、放送終了直前「これで木村さんもF1にはまるんじゃないですか」と言い放った。モナコも見ている木村なのだが、お前今まで何を見てきたという侮蔑の揶揄である。が、気付いてなんぞいまい。
頼むから、あいつだけは野球の話をしないでね。イチローとキムタクの対談なんか、ある意味、恐ろしくスリリングでおもしろそうだが。