宇奈月温泉

なぜかエントリーが消えている。
書き直そう。
あるプレゼン資料を作成するため、ビデオをもって現地撮影。滅多にビデオカメラなど回さないんだけど、手持ちでしゃべりながらの一発撮り。編集できる環境もないし、第一面倒くさい。ほぼ、ケーブルテレビくらいのノリで撮りながらしゃべる。
富山地方鉄道宇奈月温泉駅に乗る。駅は、田舎の小さな小さな駅。特急電車が走り込んでくる。ホームは無人で狭いので運転手は怖いだろうと思う。この電車、西武線を走っていた初代レッドアロー号である。普通に走っている電車も、京阪電車のリニューアルタイプで、あまり停車しない区間になると現れる補助椅子も健在。ただし、出てくるほど客が乗ることもなく、使われている形跡はない。
ワンマン運行の電車は2両編成で、前方の車両の扉しか開かない。お客さんも地元のおばちゃんばかりだが、これはこれでよい風情がある。
海から直に山に入り、次第に深くなっていく。木造の味わい深い駅舎にも旅情緒がある。
宇奈月温泉が近づくと終点の雰囲気と、同時に、そこまでとは違った風景が見えてくる。山深い場所に不釣り合いな大きな建物だが、それなりに時間を経て土地になじんでいる。この場所をザルツブルグに似ているといった人がいる。
駅を降りる。次々に知り合いに会う。
つぼやの前にいたのはbakkenくんだ。兄貴もいっしょにいる。
足湯で姪と彼女を待たせている間に、町中を駆け回った。サン柳亭の美人女将さんに会う。コーヒー屋から出てきたのは山岳スキーの日本代表ひろぴょんの母さん。とうふやのRにも会う。つぼやにいたのはもしかしたらTだったか。声をかけるんだったな。宇奈月公園では、長州力と友達のレスリング選手T先生がオカリナを吹いていた。
お昼は、わらびや。少し平打ちになったか。かえしが変わったようにも思う。堪能。彼女が食べた鍋焼きうどんも旨い。昔と違う建物で、昔と同じ雰囲気で作り替えられている。こういうのがリニューアルっていうんだろう。どこまでも等身大で。移ろうけれど変わらぬものを見た。
宇奈月公園を経由して想影橋を渡る。益田由美さんと釣りをした場所が見える。そこからサン柳亭に行ってロビーを撮影させてもらった。
これで15分くらいかな。
たまにこうやってぶらぶら歩くのもいいなあ。
でも、作りが完全に旅番組だな。
電車、駅、人、足湯、お店、グルメ、温泉、風景。あと、入浴シーンがあれば最高だが、足湯につかるボクの足をアップにしておいた。