環境政策

昨日、環境に関する講演会を聞いた。
いや、環境というよりは、自宅でできる「けち」である。どうやってエネルギーを節約するのかという話だが、終了後、質問。聞きたいのは、じゃあ、この社会をどうやってそういう構造に変えるのか、そのための政策を伺いたいと、聞いた。いや、そのつもりだった。
私が政治家ならこれだけ節水しなくてはならないとか、そういうものを法律で縛る。単純に括ればそんな話だった。
そういうのを政策というのだろうか。社会構造を変えるために何をなすかということが見えていない。能吏ではあったのかも知れないが、社会のリーダーになるには器量が狭すぎる。
それでも、講演に満足していた人が少なくない。
問題意識がそのあたりだろうし、そもそも講演にTIPSを求めているのがつまらない。そういう時代になったか。どう考えるかよりも、どうするかの方がわかりやすい。つまらん。