朝鮮に残留する日本人

人権週間の記念イベントでコリアレポートの辺真一さんの講演を聴いた。
日本、韓国、中国の3国の文化的な違いにふれながらの講演は大変おもしろかった。
講演のまとめに、自身がライフワークとしておられていることについて触れられた。
それは、北朝鮮残留の日本人についてである。細かい数字はよく憶えていないが、終戦時に残留していたと推測されるのが40万人。帰国したと見込まれるのが、約30万人弱。さらに、シベリア抑留から北朝鮮に移動させられた兵士が7万人とも*1。いずれも、その現状は把握されていない。
こういうことがまだまだたくさんある。60年何て実に短い時間なんだ。解決しておかねばならないことはたくさんたくさん、ある。

*1:数字は講師が話したものだが、記憶違いもあるかもしれない