懐かしい町並み

次男の引っ越し。
ボクが住んでいた場所と100メートルほど離れた場所で暮らすことになった。当時建ったばかりでどんな奴が住むのだろうとうらやましく思ったところだが、今や、割安でディスカウントされている。十分に広く、十分に快適である。こんなのでいいのかと思うが、もっともっと高価な場所に住む子もあるので、学校から歩いて15分ほどのこういう場所がいい。
近所を歩く。変わったものと変わらぬもの。
いろいろ思い出す。たった4年なんだが、思いで深い。今のボクを作った町だからだろう。
近所で、そばを食べる。
あかぎ屋という店だ。十割だが、これは練りそばだな。ま、適当にうまい。こういうのが近所にあるだけでもありがたい。どん吉というラーメン屋もあって、12時までやっている。
この町は、高級住宅地のひとつになっているのに、さっぱりお店がない。食べ物屋さんもない。クルマの生活だからだろう。まわりはメルセデスが何台もある。
しっかり励め。そのくらいしか、エールは送れぬ。