ジャンプ

アブラハヤごときがあんなに飛ぶものとは知らなかった。
水槽から飛び出して、床で死んでいた。
ごめんな。
どうも鱒を優位に考えてしまう傾向がある。
住んでいる場所がどこだって、君らの尊厳は失われないはずなのに、きったない農業用水の白い脂をまとった君たちを少々ぞんざいに扱っていた。
許せ、許せ。
明日は、バイカモを取りにいく予定。
小さな水槽で、バイカモとそれに付いてくる生き物の飼育を試みるが、また、蛭が多いんだろう。
いやいやいけない。
蛭にもしっかり心を寄せるべきである。
ちょっと置き場所に苦慮。
採光の具合は案外いろいろな条件としても重要なのだ。