小宮山引退

プロ野球の中でおもしろい場所で活躍していた小宮山引退。
古田がある年のオールスターに選ばれたとき、誰と対戦したいと聞かれて「小宮山」の名前を挙げていた。実は、受けたかったのだろう。
野球とはすごい世界で、時速１６０キロメートルでもホームランにする人がある一方で、時速８０キロメートルの小学生並みの球をセカンドゴロにできる。人と人がやっているからなのだが、そこで生まれるゲームにこそおもしろさがある。いや、それをおもしろいと感じている野球人の引退と言うことか。
引退会見を読むと、どうやら早稲田にからんで何かをしたいらしい。この春まで早稲田大学院に在学していたようだ。最後のレポート、修士論文を担当教官に提出にきたとき、偶然、長男に会ったらしい。実は、小宮山に憧れてその大学を選んだのだ。珍しく興奮して母親に電話したそうだ。
また、どこかで接点が生まれるといいね。

フルタの方程式(DVD付)

この本にも興味がある。
桑田と古田、小宮山と谷繁あたりが対談したらさぞかしおもしろかろう。イチローにしょぼい内野安打を打たせない方法なんてのはどうだろう。いや、ここというとき以外は打たせておけばいいとなりそうだな。