ジョン・レノン・ミュージアム閉館か

今朝の新聞で出ていた記事。
入館者が減っているのだそうだ。確かに、コアなファンが何回も行くのだろうが、多くは1回でいいのかもしれない。
今年の夏に初めて行ったが、レノンが残したことばが白い部屋一面にちりばめられた空間では、いくつもの切ない記憶が蘇って今がとても愛おしく感じられた。それだけでも至福の体験だった。何か特別なものがあるわけではなく、レノンという人の生き方で構成された博物館というだけで特別な場所になると、そのことが発見だった。
彼がどう生きたかについて取り立てて詳細を知りたいというわけではない、どう生きようとしたかを考えられただけで十分。
しかし、そういうものが商売として十分に成り立つとなると、難しいことなのだろう。
ジョン・レノン・ミュージアム