朝間野球

こういうものは観戦するのではなく参加するものなのだが、次男が世話になっているのでせっかく準々決勝ということもあり、ご挨拶がてら観戦。
朝5時。今日は、最低気温が12度。しかも、川沿いとあって寒い。そのなかで、いい大人が早起きして元気。ボクは老け込むわけだ。
T市のトーナメントで8強に列せられたので、そこそこ満足らしい。エースが肩の故障で2試合連続で控えの登板。よく持ちこたえていたが、守備の乱れで失点。その後、しぶとく追い上げるも1点差で敗退。3番、キャッチャーで、そこそこ信頼されているらしい。
大学生の次男だが、こうして社会人の人たちと接点があるのは素晴らしい経験になる。学生の世界だけで縮こまって自己万能感をもたれるのが一番心配だったのだ。
もっとも、次男の高校、ボクもそうだが、同級生の多くは就職する。そんな環境では、自分を振り返る機会が多い。実際、そうだった。学生時代も、一般の人との交流でたくさんの経験をいただき、そのご縁を今につないでいる。父はまさしくそうした人で、全くボクなどは及ばないが、次男は父のような空気を背負っているようだ。
試合終了は午前6時30分。薄暮のままなので、打球が全く見えない。案外過酷な競技だが、昨年まで有名校の野球部員という人も出ているらしい。向こう側のグラウンドでは、外野手が思いきり走っていた。そのくらいの打球が飛ぶのだろう。
何かスポーツのひとつも出来ればと思ったが、釣りすら満足にいけないのに、それも無理か。
実は、ユニフォームというものを着込むスポーツ体験が一度もない。ボクらしいといえばボクらしい。