草刈りカッター

草刈りのお仕事。法面は難しい。
ひもではなくカッターを使う。研いでないせいか、切れ味も悪く、また使い慣れず、悲惨な虎刈り。いや、虎に刈ったのだとうそぶいてしまおう。
こういうのがなかったときには、てでやっていたわけで、草刈り十字軍を思い出した。あれは確か元はといえば除草剤の空中散布に反対した対抗運動だったはずだ。しかし、その内容がちょっとしたイニシエーションめいていたというのか、60年代、70年代的な若者の熱気の余波を残していたというのか、活動そのものの目的もさることながら、参加し、活動すること自身に意味を見いだすように変革していったようだった。
大きな鎌で下草を刈る姿は、カンボジアで道路を造っていた電波少年を見たときに彷彿として浮かび上がった。あんなだったよなあと思っていたが、ちゃんと草刈り機が普及するとそういうのも使っていたようだ。
こういうのはやり出すと少々稽古したくなるので、勉強してみよう。
刈った草の処理が少々難儀だな。