ストローカイト・ワークショップ

ある生涯学習のイベントに出店。
たくさんの子どもたちが楽しんでくれた。
凧を作るとみんなすぐに走り出す。
小さい子はあんまりやったことがないのだろうね。カイトができると訝しげな様子だけど、「おじちゃんがやってあげるよ」と、床に置いた凧を少し引くと、この凧の特徴でふわふわ浮き上がるように飛び始める。すると、急に弾けるような笑顔になってボクからカイトをふんだくるように奪うと、会場内を駆け回る。どの子どももそうだった。
何人か知っている人もいて、今日はここですかと声をかけられる。ええ、誘われたものですからと返す。基本的に、誘われたらどんなオファーも受けるし、どんなオーダーにも答えられるように努力する。
数年前のストローカイトをまだ持っているという人まであって驚いた。
手持ちのキャノピーを使い果たした。100枚作って、小学校の教室で30枚ほど使ったので、残り70枚。全部なくなった。連凧の人もあったので、それでも60人くらいかな。
ボクの小さな動きが何か、どこかの誰かのいい笑顔に変わったらいいなあ。
3時間ずっと一人で対応していたので、ちょっと疲れが出た。
終了後、宇奈月温泉へ。紅葉はそろそろ終わりかけ。フィール宇奈月の浴場からは、燃えるような赤い山が見渡せた。見下ろすと、越冬準備に忙しい峡谷鉄道の様子。1階のYKK農場の珈琲も飲んでみた。ローストで選ぶという珍しい珈琲。フルシティを頼む。癖のない柔らかな珈琲だった。
帰宅途中、岳父宅に寄る。急に、たら汁を食べに行くことになった。浜辺の町の名物料理で、スケソウダラの味噌汁。さっきまで峡谷にいたんだけど、15分ほどでたら汁のうまい店に。100m先は海岸だ。
こういう土地に住んでいるんだなあと、改めて感心。