舟見山クロカン

どこに行こうかなと思っていたけれど、まあ、近くでふらっと舟見山へ。
すでにだれかが上ったらしくスキーのトラック。案外知っている人だったりする。
谷江の堤からの林道との合流点で、スノーシューの文跡が合流。そちらは少し前のものらしい。両方とも下った跡がなく、上で会えるかも知れないと思っていたが、スキー場への下りの脇道へスキーのトラックはそれ、スノーシューもどうやら3人から4人で、どこか別の方へ降りた模様。
人に言わせると海が見える場所の雪遊びは貴重なんだそうだ。そんなこと思わないで遊んでいるよね。


いつだったか海岸でスノーシューをしたことがある。雪を巻き込みながら打ち砕ける波というのはけっこう粘性があって面白く感じた。
山頂部には広場がある。お城があって、古い民家が移築されている。
お城は、たしかにあったが、こんなものではなく砦のようなものであったし、民家は、こういう山頂部ではなく、ある山間の里から移築したもの。民俗的にどうのこうのというよりも、万博のパビリオンみたいに建ててしまうのはどうだろう。場所に含まれているオーラが建物に宿らないし、まず、合理的な感じがしない。不釣り合いである。もっとも、ただのテレビ塔に人が押し寄せるように、「観光の起爆剤」にと期待したのか。そういう起爆剤が誘爆して大きく弾けた例を未だに知らない。

この日は、モロトハーフエッジ板。エッジが外れたのを接着剤でくっつけたやつ。借り物だが、一番気に入っている板。210センチメートルある。展望台で板を脱ぎ、オールモルトを飲む。静かで、何だかこういう時間を忘れていたなあとしみじみ味わい尽くす。

下りは、ゲレンデの方で遊んでいる人影が気になるけれど、谷江の堤に降りて、バーデン明日側からクルマに戻る。
もう少し雪が締まるとおもしろいが、これでも十分楽しんだ。

新しく入れた靴底の具合が少し気になる。フィット感はものすごく高いのだが、左足の踵が靴擦れ。使わなくなったスキー靴のを使ったので、あんまり合っていないのかも。