水難

昨日、黒部峡谷で子どもたちの自然体験のお手伝い。その数日前に、遭難騒ぎがあったので、少々緊張気味。ださなくていい怒号を吐いてしまった。いや、実際かなり危険なんだ。あのキャニオニングの方がよほどしっかりとしている。ウエットスーツに救命胴衣、ヘルメットにロープ。あの日はすぐ近くにいたけれど、増水が始まった時間帯はまだ雨も少なく、川の上流でそんな雨が降っているようには思えなかった。黒部の源流ではない。むしろ、見える範囲の山を源流にしている里に近い支流なんだ。雨が強くなる前に抜けれると判断したのは、不思議ではない。それでも、あんなことがあるわけで、どこか緊張が抜けず、子どもたちも気分が悪かったろう。でも、それで事故がなかったと言い聞かせることにした。
今年は、どこに出かけても雨だ。そう思っていたら勤務先のポンプにつながる配管が水漏れと連絡。錆びている場所から破断しそうらしい。今日になって手当。業者の手配をしていたら、水槽に水をいれていたのを忘れて、一面水浸し。どうも、水難である。
夕方になって修繕も終わり、状況を聞くと、相当に危険だったらしい。破裂していたらかなり面倒なことになっていたそうだ。案外、幸運だったようだ。
そう言えば、鐘釣でも河原の露天に足を突っ込んでおむすびを食べた。いい足湯だったなあ。