終戦記念日

明日は、ヒロシマ。15日は終戦記念日なのだが、これがどうして15日なのかと。実は、ポツダム宣言の受け入れは14日で、いわば、ここが降伏であり、敗戦宣言。終戦処理は、9月までかかり、正式な国体の解体は、その日付になる。もっとも、日本の場合には、旧帝国議会をそのままにして、あたかも国体の保持がなされたかのように移行したのであんまり意識はない。15日は、玉音放送の日で、国民的にはこの日が終戦と記憶していても感情的にも違和感が少ない。しかし、その裏に、例えば、天皇制の継続についての何らかの意志があったのかもしれないなどと勘ぐってみる。
戦争行為によってなされた唯一の被爆国が日本なのだが、逆に言えば、戦争によって、つまり、殺意をもって核を行使した唯一の国がアメリカ合衆国であることをボクらは反省と批評をもっていつも意識しておく必要がある。