カブラー斎藤さんの記事。

尊敬できるフライフィッシャーのカブラー斎藤さんが「blogなんかだめだ」と扇情的に書いている。
http://www.furainozasshi.com/cubler_saito/saito12.html
妥当な言い方だが、ブログとホームページが変わらないというのは表現上のことであって、実はインターフェイスが決定的な違いだろうと思っている。
ホームページ特有の記述方法や、体裁を整えるためのいくつかの制約を気にしないで入力できる点や、専用のアプリケーションやFTPなどを使わずにアップできること、ウェブの環境があれば更新できることなどがブログをここまで評判にしている部分だろうと思う。ノートが何冊も要らない。最初はそんな印象をもった。職場と自宅でシームレスな環境を作れたのは感激だった。
そこから新しい表現が生まれているようにもボク自身は思っているが、おもしろいものを読むというよりは、何かを書く仕種に変容を促している自覚を持っている。読まれている自覚が乏しい分、書きっぱなし。そこらは、カブラーさんの言うとおり。
だったら、公開しないでおけよって意見もあるが、人に反応してもらえるのも何かと便利で。しかし、トラバやコメントが多いわけではないので、考えてみると何を書いているのかなあ、とか言いながら、垂れ流している仕種が奇妙に新鮮に感じている。