ハシリュウ

橋本龍太郎氏が亡くなった。日本山岳会の方でもあったし、また、徒党を組まず、タフネゴシエーターと評された、政策に依拠したその手法も嫌いではなかった。
今の時代にとっては、あまりに若すぎる。
あるいは、竹下派という戦後自民党のぬかるみに漬かっていたのが、彼の不幸だったか。その不幸は、自らがよく知るところであったとしたら、なおのこと悲しみは深い。