開高健「ずばり東京」

開高健の小説をあんまr読んだことがないなと振り返ってみる。
「日本三文オペラ」「裸の王様」なんてのは、何となく読んでいるが、一番わくわくするのは、何と言ってもルポルタージュ。それがどうしてもスタンプスランプで書けないときに、武田泰淳に勧められたとある。
そうか、これが端緒だったか。絶版状態かと思いきや、ちゃんと売られている。こういうものを100円で手にいられる日本は豊か。

ずばり東京 (開高健全集)

ずばり東京 (開高健全集)

本屋で散財などという光景は、むしろ、有り難きことか。煙草も、大酒も、ギャンブルもやらないが、こればかりは止められない。ただ、このところ読んでいるのは煙草も、酒も、女も、ギャンブルもあるような光景ばかりだが。