ラジオで子どもたちが自分の夢というのか、将来の仕事みたいなことを話していた。何でも6年生の子どもだそうだ。しっかりしたことを話しているものだ。
自分が6年生のときには、中学生になるという短期的な目標はあったが、ああなりたいとか、こうなりたいとかではなく、ああなりたくない、こうなりたくない、給食嫌だ、体育嫌だとか、とにかく、現状からの忌避とマイナスでないことをもってプラス、幸運、幸せとする感覚でいっぱいだった。
今もそうかも知れない。
どうして今の仕事をしているのだと言われると、なんかそれっぽいことは言えるけれど、所詮、糊口をしのぐだけではないのか。
そういや、夢のない生き方をしてきたかもしれないな。
釣りして、本読んで、そこそこ山行ったり野原や町を歩いたりできればいいや。
ってけっこうそれってわがままか。