高橋尚子と松坂大輔の不思議

どうしてあんなに人気があるんだろう。
よくわからない。
高橋尚子のような勝手気ままな天才は独立した段階でもう何か研いでいくものを失っている。調整に失敗し、故障を呼び込む。典型的な末路。ゆえに人気があるのか。我慢して走ったというような論評も出始めている。ケータイ小説のようでもある。
松坂大輔はあのすっぽ抜ける球がどうにも気に入らない。どんなにすごい球を投げていても、わずか140球程度を演出できないのはプロではない。できの悪いスペースオペラを見ている気になる。
よく似た選手が中村俊輔である。彼の場合、「月9」である。
スポーツという言い方はともかく、アスリートとなると、3者3様に超一流には物足りない。