投書にはつっこみたくないのだけど

おもしろいなあ。投書って。ブログよりも好き勝手書かれている。いや、そうじゃないな。どこまでも本気でなおかつ奇妙な言い種がおもしろさを引き立てている。地方版もおもしろいのだが、全国紙でもときどき奇妙なものがあって、今朝の朝日新聞はいいものが2つあった。
一つは、いとうハムについての投書で7歳の子どものものである。新聞記者は7歳の子どもの文章というのを知らないのだろう。親のことばにバイアスかかりまくりの投書など掲載してはいけない。投書者にどんな塁が及ぶかわからない。
もう一つは、東浦和で降りる予定が手前の東川口で降りてしまったというもの。ややこしい名前のせいで間違ったという趣旨で、特に浦和は、何でも○○浦和という駅名がいくつもあっていよいよややこしいというものなのだが、浦和のことはともかく、東浦和と東川口をどうやったらややこしい駅名と呼べるのかがわからないところがおもしろい。似ているのは東だけで、東が2つ続いたからといってそこまで居直られてはとも思うのだが。
ときどきに、そういう刺激をいただけるので、新聞は好きです。
未曾有、踏襲、頻繁の新しい読み方も見つけたしね。どうも、老眼鏡を無理してかけていないのが悪いって話もあるようです。少なくとも、未曾有の金融危機に面して、まずこのあとの経済の舵取りを誰にするかの政権選択選挙を行い、予算編成の権限を選択された政権に渡すべきである。前政権下に予算とはいえ、国会で議決されたものを踏襲する責任はある。仮に政権交代が起きた場合には、1年間の空走を余儀なくされる場合も出てくる。
困ったリーダーである。彼が庶民であるとは到底思えないし、すり寄って欲しいとも思わないが、世間を知らないという意味の常識外は、所詮ただの権力者に過ぎない。