バトン2連勝

激しい雨のため、途中で終了、成立。規定でポイントは半分だそうだが、中断時にトップを走っていたバトンが2連勝。
BSフジNEOで生中継で見ていた。やっぱり生はいいなあ。臨場感が違う。森脇さん、今宮さん、川合さんのため口みたいでマニアックな会話もとてもよい。F1は戦略と戦術が見えなければ全く面白みがないのかもしれない。そこらが見えてくると、目の前のいろいろな姿に奥行きと広がりが生まれ、複雑で多層的なものに思えてくるし、想像力がそのふくらみにリアリティを与える。プロレスや野球と同じなんだ。

さらば、ホンダF1―最強軍団はなぜ自壊したのか? (SHUEISHA PB SERIES)

さらば、ホンダF1―最強軍団はなぜ自壊したのか? (SHUEISHA PB SERIES)

そんななか、こんな本を見つけた。ホンダがこのチームを手放さなければよかったのにという声が、全くあてにならないものだとわかる。F1はクラブマンスポーツでなくっちゃ。ワークスはフェラーリだけでいい。そのフェラーリも雨も降っていないのにライコネンがヘビー(ウェット)を履いてずるずる順位を落とし、雨が降ってきた頃にはブリスターが出て交換が必要になっていた。みっともない。そういうのはウィリアムズの得意だったはずだが。皇帝無き後のフェラーリの厳しさだな。