ダム観光

やんばダムの問題。
だいぶ見えてきた。
ほぼ補償の経過も見えてきて、地元はダム後を想定した既定路線でくらしを築いていると言うことか。
当該の町には、たくさんの抗議メールがきていたという。
ダム後の目論見が何だろうと思っていたら、どうやらダム観光らしい。いまどき、そんなものが成立し、盛況になるわけがない。50年前の亡霊でも見ているような気分にさせられる。
辻まことの散文に、これからは農業ではなくスキー場だと語る夫婦が出てくる。変わらないのだな。
人々が求めているのは、日常の光である。無理矢理に力任せにおったてたものではなく、時間や空間、人が紡ぎ出してきて容易には形成できない何かに価値を見いだす。あるいは、人の意志ある、ただし、搾取の意志であってはいけないが、営みに共感と希望を求める。
ダム見て感心するか?まあ、驚くには驚くけれど。