テーマパークといっしょか

自衛隊の広報施設。自ら体験している画像が散々流された仕分け人。その施設が無料で、広報費でまかなっているとして言い出したのは、なんたらいうテーマパークに親子で数万円出しても人が押し寄せる、魅力さえあれば人は来る、金は出す。
そんなことはないだろう。そもそも、広報とはそうしたものじゃないだろう。広報の質がおかしい、例えば、それでは適切に自衛隊がやっていることを理解してもらえるようなものにはならないとか、自衛隊の仕事を歪曲している、過度に美化しているという部分に口出しはできるが、浦安のネズミの魔法王国とはいっしょにできない。広報施設を有料化して、そういうものが啓発になるのだろうか。それとも、仕分け人が体験したヘリコプターのシミュレーターが、スペース何とかくらいによくできていて感動したんだろうか。出来のいいゲーセンにするような発想が有料化である。そうなっても、自衛隊の意義を理解してもらえるような施設になるとは思えない。
難癖はとても楽なのである。必ず勢いがあるし、論理性が不足しているだけ論破されにくいという特徴を持っている。森嶋猛の有無を言わさぬボディプレスのようなものである。