擬宝珠など

隣家の小屋がなくなっただけでずいぶんと日当たりが変わって、庭の植栽に変化が出てきた。昨日、白馬で眺めたことも参考にして、特に木の下になる場所に擬宝珠などを植えた。こういうのも、どこかの山で採ってくる手もあるんだけれど、それはそれでまた違法ってこともあるだろうし、彼女の実家から掘り出してきた。それはそれで問題もあるかな。
ついでに、黒部川のある場所で水草なんかも採ってきたが、ずいぶんと水底の様子が悪くなっていて、夏に予定されているある活動が可能かどうかかなり心配している。根っこにヒゲナガがたくさんついていたので、明日、近所の小学校にあげようと思うが、ふつー、要らないか。なかなか、学校で飼育する類ではない。
お願いして、近所のプールでヤゴの採集もしてみたが、案外、マツモムシが多いことに気付く。こいつらは肉食で激しく噛むのでやっかいだけど、動きが子ども好きのするタイプで、自宅で飼ってみることにする。
子どもが自宅にいないと、こういうものを集める機会も少なくなったなあ。知り合いの人は亀を飼い、自宅の庭で散歩させているそうだ。小学生の頃、学校の横を流れていた中野川によくイシガメがいて、拾ってきては甲羅に穴を開けて飼っていた奴がいたものだが、そういう亀もよく鳥や獣にやられていた。動物の死骸を目にすることが、そういえば、少なくなった。擬宝珠を掘り出すときに、雨蛙が見つめていたが、あれだけ間近にカエルを見るのも久しぶりか。
けろっく、けろっく、くるるるうるるる。