是枝裕和のインタビュー記事

この時間になってようやく朝刊を開く。同世代の是枝裕和のインタビューがおもしろい。時として自分の中に沸き起こる違和感のいくつかをわかりやすく人に伝えられるような言い方をしている。
このところの僕は、違和感、不快感のような喜怒哀楽とは少し違う表情の心の動きを大切にしていて、そういうのを周辺から書き下してもらった心境。
すっきりしたわかりやすい答えを順位に基づいた価値に寄りかかってしまって、自分が大切にしたいものを考えたり表現したりしないことの根本には想像力の欠如がある。文学的情動がやせ細っていく現実がある。