大本営

明日の朝には、日本対ブラジルの結果が出るんだけど、何よりもそこがジーコの終着点となるあたり、けっこう果報なのかもしれないとさえ考えている。思う存分やってみたらいい。
それはいいんだけど、ワールドカップに関する報道が次第に、大本営時代の大時代がかったものになっているんじゃないか。戦時中の国民を煽るような表現が目に付く。いつからこんなことになったのだろう。五輪もそうだった。ボクらは世界レベルの崇高なプレーを見たいので、「我が国」の同胞の大活躍を見たいのではない。世界レベルに運良く「我が国」が混じっていればそれに卓ることはないのだが、必須ではない。
なのに、あの踊る文字。でかく、力強いゴシックの文字がインパクト強く配置されている。
明くるあけぼの、けっこういいゲームになったらまた「感動をありがとう」の大合唱だろうと思うと、エロDVDでも見ていようかとまで思ってしまうのだ。