金沢の懐石料理

金沢卯辰山で懐石料理。義父の快気祝い。元気になったらここで食事をするんだと自分を励ましていたらしい。
本当なら、僕らがお祝いしてあげなくてはいけないのに、すっかりご馳走になってしまった。
和食とは奥が深い。油脂を使わずに、出汁をしっかりと取ってしまう。原発ではないが、都合のいいことや簡単なことなどを合理的と勘違いして敷えんしてしまった拙速で偏狭な価値観を、今さらながらに悔やんでしまう。
これからの社会に何が大切なのかを感じさせられる食事であった。

写真がうまくアップできないが、ひとつひとつが丁寧で、沁み入った。