中学１年か、いや、２年の１２月。赤倉の宿に泊まった。銀座ゲレンデというナイターゲレンデがバスターミナルの横にあった時代だ。少し下ったところの出来たばかりのロッジがその日の宿。部屋でぼんやりしていると、今、Ｕ市でインリンとか、向井とか、杉本…

「くろかん」などと呼ばれていたもので、てっきり「くろだ・かんいち」だと思っていたら「くろだ・ひろかず」だそうだ。人前に姿を現さず、その著書や切れ切れに伝えられることばだけでその意志や思想を探らざるを得ないあたりは、カリスマ中のカリスマ。 金…

橋本龍太郎氏が亡くなった。日本山岳会の方でもあったし、また、徒党を組まず、タフネゴシエーターと評された、政策に依拠したその手法も嫌いではなかった。 今の時代にとっては、あまりに若すぎる。 あるいは、竹下派という戦後自民党のぬかるみに漬かって…

一昨日だったのかな。ゴジラは、ボクには最も原初的な恐怖が形になって蠢く姿の体験。自衛隊のテーマも捨て難し。「ＢＥ ＦＲＥＥ」の登場人物には、伊福部昭子がいる。

三浦敬三さんが亡くなったそうである。もう少し前に知っていたが、書いていなかった。立山によくおいでになったと、山小屋の人から話を聞いた。なんとか日程を合わせて一度でいいからお目にかかりたいと思っていたのだが。うちの祖父は交流があったとかいう…

さっき、仰木さんが亡くなったとニュースが入った。きっと無理して監督を引き受けたんだろう。癌だとのことだ、そんなあっさりと病状が進むわけもなく、きっとシーズン中、あるいは、シーズン前からそうだったのだろう。ベースボールマガジンで豊田泰光がそ…

じつはファンであった。 ３８歳だということだが、脱アイドルに成功してミュージカル女優として一定の場所を獲得していただけに大変残念。うまく年を重ねていく女性を見るのは楽しみでもあるのだ。（森光子のようなのは例外として） 合掌。LIFE~本田美奈子.…

お若いのに。 そば好きというよりも蕎麦屋好きの方で、ソ漣とかいうのをやっておられた。この本もそばの勉強では欠かせない。そば好きと、蕎麦屋好きは似て非なるもので、そこらを区別できないものだから、そば打ちなんかが達人技みたいになってしまって、ど…

仙川日記より。 ４０歳だそうだ。 ちょうど、蝶野やら、武藤やらとでてきたときにはボクの中では、橋本＞武藤＞＞蝶野のプライオリティ。とにかく、単純なファイトにむしろ好感。その後のごたごたは全然知らないが、何だかしぼんだときに死んでしまうのは大…

串田孫一を朝日新聞では「山のパンセ」と紹介されていた。パンセって、山のあななあなあなの人か。それは歌奴。

亡くなったそうだ。８９歳だったそうで、散文や絵をずいぶん真似させていただいた。山のことを書くに、山を登ることを書く理由がないとわかったのは、その文章から。畦地梅太郎や辻まことなども、串田孫一から知ったようなものだ。熊谷守一といい、日本的な…

亡くなってしまったか。お気の毒に。 明日からのワイドショーが遺産だの何だのと言い出す。それも含めて気の毒な。 大鵬を投げたフロントスープレックス。あんなのは空前絶後だった。ボクは兄貴の方に貴乃花を継がせたかったな。

大村はまさんが亡くなった。国語教育の大御所というとちょっと違うか。教科教育の実践者であり続けた方、そんな言い方の方が少しはいいだろう。何しろ、この人の考えはたゆまない実践的な研鑽と、それに基づく洞察、理念、そうしたものからできているのだ。 …

最近、高田渡をケーブルなんかでよく見ているんだけど、亡くなったそうだ。いい年齢の増し方をしているなと感心していたところで、何かの関係でお呼びすることはできないかとまで思っていたのだが。 一番人気があった頃をよく知らない。だけど、時代を辿りな…

職場にいつも回ってくる西村カメラのおじさんがいる。 今の職場に来た頃、つらくて仕方がなかったのだが、おじさんが挨拶にくる夕方、いろんなことでほっとした。 ある時、そのおじさんがかつて学生時代に行きつけた喫茶店の家主さんであったことがわかり、…

矢野さんといえばハードＳＦの翻訳。 この頃、ＳＦの話題も流れていたので、こんなこともあるんだなと。 「デューン」は、ＣＳで流れていますね。だけど、小説の方がリアリティがあるのは、実写のデビルマンが原作を超えられないのと似ています。

今日死んだ人より http://d.hatena.ne.jp/mohri/ 年を取られてパソコンを使うようになってそれでまた創作活動が可能になったと、アーサー・Ｃ・クラークのような話を晩年にしておられた。「越後筒石親不知」という名作があるが、うちの近所だということもあ…

学生時代によく行ったジャズ喫茶「ニューポート」のマスターだったＨさんが、実は２年前に亡くなっていたことを、さっき聞いた。エフエムとなみで仕事しているＯさんはジャズミュージシャンのプロフィールをもっていて、事情通のようだ。ふと話し始めたらそ…

小さい頃のボクは、何かと忙しい実家で面倒を看てくれるものがなく、酒井さんちでよく遊んだ。遊びの記憶はほとんど酒井さんちにある。その家の娘さんは今ご近所のおばちゃんになっているのだが、未だにボクのことを「ボク」と呼んでくれる。 酒井さんちの通…

昨年の１１月に教え子が事故死。 昨日、ある道路を通っていたら知っている名前の看板を見つける。 どうやら間違いないらしい。 今日、ご葬儀に参列させてもらった。 小学校５年生のときからだから、もう１６年になるか。 既にお骨になっていた。 遺影は面影…

階段での転倒が元でなくなったらしい。 お気の毒です。 いくつかの本を読んだだけですが、朝日新聞の人生相談が好きでした。 合掌。

仲間というにはおこがましい感じさえする求道的なスキーをするＫさん。 板を譲ってもらったり、靴をいただいたりと、ご縁があった。 もともと関西の方のご出身で、東京からＴ町に移り住まれ、山を中心に活発に飛び回っておられた方だ。 最初にお会いしたのは…

ＭＡＮＺＡＩブームにあえて背を向けた星セントルイスのセントさんが亡くなったそうだ。 ちょうど、レオナルド熊さんなんかも同時期に売り出したと思うのだが、中田カウスボタンや、オール巨人阪神の直後の世代感のある漫才だった。 ＮＨＫでは、「キュウリ…

レイ・チャールズが亡くなったそうだ。 deadman今日死んだひとより 「ブルース・ブラザース」が懐かしい。 ボクがダン・エイクロイドの役で、相棒のブーちゃんが、ベルーシをやったことがある。その映画で、楽器屋のとうちゃんをやっていた。

スティーブ・レイシーが亡くなった。 deadman今日死んだひとより 先日、ソプラノ・サックスを吹いている夢を見ていたのだが、それが予兆だったか。 何枚かディスクを持っている。 次回のラジオ（何）で流すとしよう。 サックスもバリトン、テナー、アルト、…

死に方まで自分で決めてしまったという従兄のことばに感激。 朝日岳と白馬岳が見渡せる自宅で息を引き取った。 静かに呼吸が長くなり、そのまま亡くなったそうだ。 酒を愛し、本を読み、洒脱で気骨のあることばにはボクもたくさんの影響を受けた。 お骨が戻…