訃報

忌野清志郎

さっき流れた。 このところ、いくつかの画像を見ながら「トランジスタラジオ」などを口ずさんでいた。 合掌。 曲は永遠に受け継がれるが、それでも、早いなあ。

格好いい人だったな

父の仲間と言っていいだろう、若い頃にいっしょに遊んでいた方がなくなった。 息子さんは、ボクと2回同じ職場ですごし、山川野遊びの仲間でもある。 たくさんの人がお別れにきていらした。 運動会の指揮台の声。それもすごかったけれど、三峯で一番下から山…

佛の顔

父は人相の悪い方だったと思う。昔から少々老け顔で年齢に見合ったようにはみられなかったはずだ。 徐々に年齢と顔立ちが近づいてきて、両方がしっくり収まると、柔和で慈悲深く、そして、険しさではなく、厳しさを湛えた表情になってきた。ボクにはそれが何…

フレディ・ハバード

雨の田園コロシアム、V.S.O.P.の演奏はすごかった。 大家さんちにレコードがあって、ぜひ、今度借りてこようと思っている。

筑紫哲也

地元の高校は特に進学校という訳でもない学校。 高校の担任が、高校生に必要な知識や理解力の目安には、おおむね朝日ジャーナルが読める程度かどうかを目標に設定できると話したことがある。実際、そのように思っていたし、そうなるよう物事を考えるようにし…

三浦さん

灰色という言い方が定着したのはロッキード事件だったろうか。国会の証人喚問がメディアコンテンツとして確立した事件だ。コーチャン氏という何だかとても慣れ親しくなりたい名前がしきりに流れ、当時、中学生のボクをわくわくさせた。いや、教室の話題さえ…

Mくん

Mくんの訃報は突然だった。 何があったのかは知らぬ。前日、43歳の生涯を閉じた、それだけだ。 告別の会場には、彼が好きだったらしいレコードやスキーが飾られていた。 式場には、「ストレンジャー」が流れている。ああ、あいつも好きだったんだ。ボクは…

グレート草津

ラグビー出身、国際プロレスのヒーロー。 ラッシャー木村、アニマル浜口、マイティ井上、寺西勇。懐かしい名前もいっしょに浮かんだ。残念ながら国際プロレス崩壊後の姿しか知らないが、悲壮感の漂うレスラーは、哀切に満ち、プロレス風であった。 息子さん…

アーサー・C・クラーク

「幼年期の終わり」が最も印象的な作品。無論、「2001年」も傑作だが、「幼年期の終わり」とリンクさせて読むといっそう味わい深い。 高校生の頃、クラークがもう引退するとしてスリランカで書いていた「楽園の泉」が「SFマガジン」に連載されていた記…

広川太一郎

60台での逝去。 この人のアドリブはすごかった。 アフレコというか、当てレコのアドリブがずれない。 ほかにいないだろう。 合掌。

加藤博一

西鉄ライオンズに在籍していた人でプレイスタイルをはっきりと言えるのは、ボクにはこの人くらいだ。阪神時代も器用そうでいて実は不器用な右投げ左打ちで、何となく器用そうに見せてしまうのも技術だななどと得心したプレーヤー。ベイスターズ大洋ホエール…

ノリック

阿部典史が交通事故で亡くなったそうだ。 彼はプライベートでもバイクに乗っていたんだ。 あまりの早逝に合掌。

長嶋亜希子さん

長嶋茂雄夫人。お綺麗な方だ。皇后さまもあの時代に話題になった方だが、ボクは子どもだったせいかいろんなことで長嶋家と東宮(当時)家の雰囲気を重ねて感じてる。 お気の毒に。一茂がこんなときでも冷静に対応していることに、長嶋家の特別さを見ていた。…

ジョー・サビヌル

かつてフュージョンと呼ばれた音楽が席巻した頃があったが、そのなかでも、ブラックマジックで、しかも洗練された音楽を提供してきたのが、ウェザーリポート。そのリーダーがジョー・ザビヌル。演奏家としてどうなのかはこれという印象が少ない。しかし、お…

瀬島龍三

昭和が陥落した印象を持っている。 小さい頃から、この人の名前と細川嘉六の名前を聞かされて育った。

富樫雅彦

ドラマーと紹介したい世代の人もあるか。ボクが知った頃はすでにパーカッショニストで、山下洋輔と歴史的な和解を果たした頃だ。兆ライヴアーティスト: 富樫雅彦=山下洋輔デュオ,富樫雅彦,山下洋輔出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル発売日: …

マックス・ローチ

山口小夜子を書いておいてローチを書いておかないわけにはいかない。 ジャズ・ジャイアンツが消えてゆく。 もっとも、ジャズが何かを主張する音楽から雰囲気を作るだけのものになっているので、もう生きられる場所はなくなっていたのかもしれない。合掌。We …

山口小夜子さん

亡くなったそうです。 スティーリー・ダン「彩aja」のジャケットが印象的です。Steely Dan - Aja [VHS] [Import]出版社/メーカー: Rhino発売日: 2000/07/25メディア: VHS クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見るAjaアーティスト: Steely Dan出版社/…

カール・ゴッチ

カール・ゴッチさんが亡くなったそうだ。 日本のプロレスがストイックに研ぎ澄まされたような戦い方をするのは、カール・ゴッチのおかげだろう。 合掌。

石立鉄男

杉田かおるとセットで語られるのはとても残念だが、ボクは「山頭火を莫迦にするのか」の台詞が懐かしい。

慶応病院

今日は大変な騒ぎだったろう。 松岡農林水産大臣はどうにも奇妙な感覚が抜けきれない。以前の中川一郎のホテルでの自殺よりは違和感が薄いが、あれだけ強弁して開き直ってその挙げ句の自殺となれば、それだけの政治家としての矜持があろう。パジャマでの自殺…

植木等

小さい頃、不覚にも「サザエさん」を楽しみにしていた。慚愧の至りだが、「笑点」の本を買うほどのファンで、日曜日は6時から30分へこむなあとさえ思っていた。当時、シャボン玉ホリデーを楽しみにしていた小母とよく争ったが、さすがに定職もなくぶらぶ…

先輩

先輩も大先輩であった先生が亡くなったと、その息子さんのブログで知った。もう、葬儀も終わっているらしい。新聞でもうっかりしていた。そのところ、新聞を読み込む余裕もなかった。 いつもご自身の子どもたちを深く愛しておられた。少し厚めの眼鏡の奥に、…

鈴木ヒロミツさん

ちょっと遅くなったが、書いておかなくてはなるまい。 ミュージシャンとしての鈴木ヒロミツはよく知らない。しかし、毎週日曜日ビートルズの専門番組をやっていたDJ(この響きも懐かしい)としての鈴木ヒロミツがボクにとっての彼の姿になる。 当時、自分…

カンニング中島

最近どうなんだろうって家で噂していたところだった。 お気の毒に。骨髄移植が何でもうまくいくわけではないのだな。 もう10年くらい前に、ある高校生が亡くなった。逆に、息子の先輩は死線を越えたらしく元気らしい。どんな差があるのだろうと思ってしま…

岸田今日子

印象的なのは、「砂の女」。妖しいとはこのこと。砂の女 特別版 [DVD]出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 2002/04/14メディア: DVD購入: 1人 クリック: 48回この商品を含むブログ (56件) を見るそれからムーミンか。スナフキンは憧れである。 あるいは、…

青島幸夫男

74歳だったらしい。 東京という首都の知事には、こういうはぐらかすようなセンスの持ち主が似合う。 今の知事では都庁がまるで城に見えてしまう。 患っておられたのだろうか。 既に、時の人ではなかったため、消息を承知していない。

実相寺昭雄

先週、魚津で夕日に映える観覧車を観て、まるで実相寺昭雄だと思っていたら、何と訃報。「シルバー仮面」が公開されるとのことで、また、こうして実相寺作品に触れられることをうれしく思っていた矢先。 ちゃんと、ウルトラセブンを見直さなくては。ボクは、…

オチョア

札幌オリンピックで当然トエニが取るはずだった金メダルを取ってしまった小柄なスペイン人。オリンピックを何回も見たことがないボクにスペインがスキー先進国であると思いこませた。ゴールで感動して手を高く上げたように思うんだが、少し勘違いかな。アロ…

大木金太郎

書き忘れていた。 10月26日死去。 猪木の「力道山門下生がどんどんいなくなっていく」のコメントがせつない。残された猪木の姿に哀愁が感じられた由を見た思いがする。 プロレスが八百長かどうかなどと、ある裁判の関係でYahoo!のアンケートなんかでも…