原稿

黒川良安

黒川良安の取材に金沢へ。古文書まで読み始めた。 金沢大学医学部の記念館を見せてもらったが、100年以上前の人体模型が使えそうな状態で置かれていることに感激。 富山県ではこの人を知っている人も少ないので、ちょっとした名誉回復になるかと期待して…

黒川良安を探ると

人ひとりの歴史、足跡を探るという仕事は、どれほど多くの人を見つめる必要があるのかと、昨日入手した本に書いてあった。 実際、話をいただいたときには、銭屋五兵衛のことまで調べることになるとは思いも寄らなかった。 今最も注目しているのは、佐久間象…

黒川良安が少し見えてきたぞ

取材のため、金沢大学付属病院・医学部。石川県立図書館などへ。 コピーと本を入手。 人間像が次第に立体的になってきた。 金大医学部ではレリーフがどこにあるかを聞いたがだれもわからない。サイトで調べたんだけどと話してすぐに見てもらったら中国人の留…

穴の谷

黒川良安を訪ねる。お墓と碑文しか残っていないんだけど。 でも、集落にいってみると、やっぱり感じるんだ。その人の意志みたいなものが。 原稿の構成がすんなり決まった。 この集落の外れにあるのが、穴の谷霊場。この霊水がよいというのでたくさんの人がつ…

黒川良安

明日、取材に行こうと思うが、地元に敬愛はあってもゆかりがない。

ポートレート

ある人と会っていて撮ってくれた写真が届いた。 自分の写真ってほとんどもっていない。 いい感じなのである。 公開はできないが、いい年になったボクがいる。 ああ、案外、ボクって素朴だな。 案外って、自分でどんなつもりでいるんだよ。

一応一次原稿上がり

やっと読み終えた。時間がかかって迷惑かけた。 これから新しい部分を。 昨年やっていた本の方は色校正まできていたところで、運良くちょっと修正かけられた。今月末には配布されるらしい。何かのリアクションがあるとおもしろいのだが。 あー、そうか、それ…

PDF校正

さるブログを読んでいたら、そういうのがあった。 どうやってやるんだろう。 仕事に生かせたらいいなと思いながら、そのブログの持ち主からの連絡を待ちつつ、課題をこなすのであった。 実際、作業を始めてみると難しいものだ。 エディターにならなくってよ…

ようやく

春からやっている原稿がようやく校正段階に入った。力技で展開してきたのだが、ここにきて、あれも入れたかったこれも入れたかったといろいろ思いながらペン入れ。いつでもそうだが、満足できるような原稿などない。何となく締め切りがやってきてどこかでず…

冠松次郎撮影

取り組んでいる原稿の関係で、冠松次郎撮影の写真を見た。感激でいっぱいだった。 なかでも、八兵衛平からの朝日岳や天狗原からの鹿島槍、四谷蕨平からの白馬三山など、今でもよく知っている風景でありながら80年の年月をまたいだ姿は実にふるえるような感…

輪郭が浮かび上がってきた

ある人の評伝を書いている。 なかなか進まないのだが、今日ある文献で輪郭が見えてきた。 ある病院長の物語だが、医聖とまで呼ばれている内科医。 なぜ、そう呼ばれたのかがどうにもわからなかった。 地方病院の病院長を務めるが、内科医長と院長業務は兼ね…

ようやく2本

原稿を何とか2本送った。 1本はいつものやつだが、取扱いが違うもの。 1本は仕事に近い分野のもの。 久しぶりに力仕事となった。 こうやって原稿を書いていると、かな漢字変換システムの重要性がよくわかる。 ボクの環境では仕事で3台のクライアントを使…

北陸本線の様子

「剱岳〜点の記〜」では、柴崎測量官は米原を回って富山入りしている。で、北陸本線がどうだったのかを調べると、明治32年には富山まで開通している。福井の難所はその後も度重なる改良があったが、明治40年の剱岳登頂当時は、とりあえずそのルートで富…

剱岳点の記

再読了。おもしろい。前に読んだのは、おそらく高校生。あの頃よりも、山と人にかかる経験が増えている分だけ情景が深く感じられる。 原稿のネタに使えそうな部分があったのでメモ。宇治長次郎について大山村の村長の言葉。 あの男はカモシカのように鼻が利…

眩暈

久しぶりに眩暈なんかが繰り返した。どうにも我慢ができなくて座り込んだ。単純に疲れているんだろう。この週末をクリアすれば、と3週間くらい思い続けている。ある原稿もご容赦願った。これには別の理由があるのだが、次回から原稿を続けられる方法を検討…

たまったところに

たまっているところにまた原稿という怒濤の流れ。当分収まりそうもなく、全部力業か。それもちっぽけな自尊心が許さない。かといって、プライオリティをつけるほどの人でもない。やれるだけやってしまうという感じかな。 何せ目下の一番の悩みは床屋に行けな…

宿題のお題

忘れていた宿題があって資料を大量に持ち帰ったが、本体の課題を忘れた。まあ、明後日だしな。仕方がない。

黒部渓谷

「渓谷」と「深林」の美を発見したのは田部重治とある。故に、冠松次郎も黒部峡谷ではなく、黒部渓谷と表現している。 あまりにも有名な1冊だが、読んでみるといろいろ発見もある。自分自身の資質の変化だろう。ボクが住んでいる町の名が出てくる。ここで、…

佐々木助七メモ

慶応元年(1865年)2月7日、音沢生まれ。助三郎。助七は屋号。佐々木仁次郎は弟。区別が付かぬほど似ていたという。16の歳には猟にでる。師匠は蛭谷の長崎権四郎。生家は消失し、今は少し上流に移った。 大正8年(1919年)木暮理太郎、中村清太…

何とか

うまく沸いてこなくって苦労していた原稿だが、書き出すと7000文字くらいになった。余計なところ5枚分を切って明日送付しよう。 昼間いいことばが出てきたのは昨日、あるインタビューでことばの刺激を受けたからだし、さっき読んだタブロイドで、文部科…

いかん、いつものパターン

2つの原稿がフックしたまま。 どっちも手についていない。 仕事で使っているクライアントは久しぶりのデスクトップでマウスを使っている。この動作が思わしくない。必死で左クリックしていたら、指が動かなくなった。手首まで痛くなった。こんなことは今ま…

感想文の原稿

この頃はたいてい字数が示されているのだが、原稿用紙もついてきた。業界OBへの配慮だろうか。原稿自体はキーボードを叩く癖が付いていて、ほぼそれで書き上げるのだが、たまに万年筆で原稿用紙に書いてみようか。 かつて、ある論文で筆記具と思考の形式に…

業界誌原稿

あまり業界内部の原稿をお願いされることはないのだが、今回、上司からある雑誌への投稿を依頼された。この雑誌に書くのは、およそ10年ぶり。年男の話で、虎の話を書いた。寅と書いた方が適切か。うちには、母、弟、ボクと寅年生まれが三人いる。慈悲にあ…

家に籠もって原稿

原稿書き。 久しぶりに高ぶるような言葉遣いをしてみたら、これまでに書いたものとことばの調子が違っていたので、全部、書き直した。こういうのが多いなあ。さすが、AB型。それでも対応できるというのか、そういうスタイルがいくつも出てくるのが。 で、…

何とか送付

原稿を何とか送付できた。 いつもながら勉強になる。 読み手のある文章とはいいものだ。 去年、仕事の関係である原稿をボツにした。ちょっとした研究のまとめだったのだが、本当にそういう総括でいいのか、ちゃんとみんなで話し合っていないなどと糾弾されて…

書き直し

編集者といろいろ話すと、コンセプトの甘さと続き物ゆえの文体(スタイル)の連続性がうまく表現して切れていないと感じ始めた。そうなると、どんなことばも嫌に見えてくるのはボクの性分で、これから書き直す。 前回もかなり書き直しているので、最近はこん…

とりあえず上げた

後篇の予定が中篇に。予想された事態であるが、それすらも少し長い。開高健なんかを同時に読んでいるのはいけないな。どうでもいい修辞が加わってしまうが、それがけっこう気持ちよかったりする。いけませんな。 例えば、こんなのがある。 今の日本のマスコ…

依頼先も見ていると思うので

今、がんばっています。 書いてみると説明的になってしまったので(またしても)すべて破棄。イメージをまさぐるように描いています。 写真は先様と来週閲覧させてもらってそのまま受け取り。肖像権処理はすでに申し込み段階で承諾済と思っているものの、だ…

これから

これから原稿書き。イマジネーションが浮かばない。風景をスケッチするように書きたいのに、全然ダメ。遺憾ぞお。(笠智衆さんの声で)

いくつか指摘を受けて

今ある連載の流れとは少し違った部分で書いているのだが、構成そのものを変更。ようやく何とか書き上げた。これからことばを削り込んでいく。これだけは印刷しないとできない。やはり、世代としては古い方なのだろう。自分のパソコンにはプリンタがないので…