学校

輪島、門前町・手仕事屋

長男の野球の遠征を観戦。輪島へ。 試合が終わってからいつも近くに行きながら拝観していない総持寺へ。ここは、曹洞宗の総本山として長らくその権威を集めたが、明治の大火で多くを焼失。総本山は横浜に移り、ここには祖院が復興されたそうだ。しかし、今も…

子育ての外注

子どもをいろんなところに預けて、泳げるようにしたり、何かを身に付けさせたりとそういう風潮に、「子育ての外注」と朝日新聞の投書欄に掲載された方があってた。その情況そのものは、ずっと前にイリッチがソーシャライゼーションの概念で明らかにしている…

中学生

仕事の帰りに近所の小学校で中学生が集まっていた。どうやら部活動がない日らしい。出身の小学校に行くのはどういうものだろう。ボクには残念だけどそんな修正はなかった。 学校の記憶なんて校舎の記憶じゃない。人と営みの記憶なのだとずっと思っていた。だ…

宿泊学習のお手伝い

宿泊学習のお手伝いをして、その打ち上げ。いろんな反省点があったのだが、そのなかで気になったのは、管理的手法は結果的に奏効しないということである。きまりを守って云々というやつ。どんなやり方でも充実した活動には、そうした管理的な機能が参加者に…

総合的な学習の時間

何か作るか食べるか、それで総合的な学習の時間なんて言っていりゃ、そら、信用なくすな。イマジネーションというよりも、知的好奇心に不足している。

ゆとり教育の誤謬

出版ダイジェストってのが時々送られてくる。おそらく、農文協からリストが流れているのだろう。まあ、それはいい。晶文社、ミネルヴァとの三社連合特集版で、どの出版社もご贔屓にしている方なので、楽しみにしている部分もある。 今回の巻頭は、珍しく違和…

教師を目指す

仲間に教師を目指すのがいて、教員免許の取得云々でいろいろあって、結局、県教委に直接問い合わせにいったようだ。どうやら何とかなるらしい。 おかしなものだが、行政機構というのは中核になればなるほどはっきりとした返事をする。(当たり前なんだけど)…

地元の学校のグラウンド

地元の小学校のグラウンドの草がようやく除草されていた。ということは生やしていたわけではないんだな。最近は、生活科や総合的な学習の時間のフィールドに使うことがあってわざと生やしていることも少なくないので、そうなのかなと思うほど伸びていた。草…

指示とか指導とか

結局、ちゃんと伝え切れてないってことだろうなあ。 勝手にその時間は過ぎて行くけど、伝わっていない、あるいは、伝わっていることに鈍感なままでうろたえている。何だかそんな気がする。 感情を伝えてそれを指示と思っている場合も、ある。 例えば、こんな…

宇奈月も小一から英語 合併控え特区申請へ

id:bakkenさんちから。 http://d.hatena.ne.jp/bakken/20050422 もとの記事を探したが、どうやら北日本新聞。昨日の記事が読めないサイトだったので、原文を引用できない。 ところで、なんで英語なんだろうなあ。 観光としては、中国語や韓国語、ロシア語の…

図工室か

学校で亡くなった先生は図工室で死んでいたそうだ。 ひきこもるくらいでよかったのに。 どんな夢を持っていたのだろう。 どんな幻想を持っていたのだろう。 どんな野望を持っていたのだろう。 どんな失望に襲われたのだろう。 人が人とかかわりながら生きて…

新任の教師が自殺

この春の新卒教師が教室で縊死したそうである。 何があったのか。 それにしても、教室で死ななくても。子どもたちがそこに思いを残す場所だ。亡くなった方には大変残念だけど、どんな理由があるにせよ、学校をそういう場所にしてはいけないのではなかったの…

修学旅行

次男が修学旅行に行くんだが、一体どんな旅行なのかよくわからない。どうやら関西に行くらしいが、何のために、何の学習のために行くのかがどうもよく伝わらない。しかも、費用はなかなか高価。 元々、修学旅行は一生の間の数少ない見聞の機会になっていたわ…

学習指導要領暗記(笑)

id:bakkenさんところから。内容は学習指導要領を記憶術と語呂合わせで記憶していくという内容で工夫に満ちていた。なかなか笑える。そうか、そんなに苦労しなくちゃいけないのか。 いい方法なら学校の先生方にも教えてあげたい。あ、まず買ってもらわなくち…

ゆとり教育

今朝の朝日新聞の視点ウィークエンドで教育改革について下田教育研究所長の下田安信さんが「ゆとり教育」について書いている。ゆとり擁護とか、ゆとり非難ではなく、正しくゆとり批判を行っていて興味深い。 まず、ゆとり教育がむしろ歪んでいた知識偏重の価…

卒業式

小学校の卒業式には何度も出席したが、実はそんなに悲しくない。正直、小学校の場合には「別れ」なんぞないのだ。ただ、6年もいたので、環境の変化に少々戸惑っているし、もしかすると、蜜月の終わりを悲しんでいるのかということはある。親にしてみればそ…

分校を舞台に

ちゅらさんの人が先生役をやっていて、分校の話らしい。こういうテレビドラマは、多くの人の「学校らしきもの」の記憶をうまく使っていて、今回は何か分校が廃校になるとかなんとかいう話。分校は素晴らしいところだから遺したいという話で、いつものように…

閉校式

かつて勤務した学校の閉校式。 近代詩文を普及させたことで知られる文化功労者の書家・大平山濤(おおひら・さんとう)氏がこの学校に勤務したことからご挨拶に立たれた。自分の中に立山や南保富士が聳えているのだ、だから、山の詩が多いのだと陛下に話され…

英語教育

yamanoutaさんにコメントいただいて自分なりに答えていたが、ちょうど空気があっているのか、苅谷剛彦が朝日新聞の書評で同じテーマを扱っている。英語教育はなぜ間違うのか (ちくま新書)作者: 山田雄一郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/02/08メディ…

善い、正しい、よさ

昨日の夜、立山で泊まっていて読みかけた本に、善いこと、正しいことの違いがわかりやすく示されていた(平易なことば、という意味ではない)。学校の先生方がときどき「よさ」と言って、「いいところ」みたいな使い方をするのにも違和感があるけれど、例え…

受験生

うちの息子たちのうち、来年度3年生になるのが2人いる。受験生ですね、と言われると大いに違和感がある。受験生ってのは、ある試験を受けているときの人を指す言葉。受験準備をしている人につかうことばではない。 ボクは自分を受験生として何かに追い込ん…

ユリイカ

昨日、富山県県議会の中継を見ていたら、八木教育委員長が、アルキメデスの「ユリイカ」と海岸で美しい光景に感動するのは同じことで、知識と言えども、感受性の器がなければ機能しない。知識は、感受性を支えにしなければ結局何者も生まないのだと話された…

一般教養

bakkenさんの日記から。ここんちはゆえあってか、トラバも受け付けない。 一般教養は、危ないこれマジで危ない 日本史世界史なんてちんぷんかんぷんやばいです!浪人するのいやです。専門もかなり突っ込んで聞いてくる。頑張らねば・・・新聞読んでいたら書…

いちいちつっこむのは悪いけど(笑)

最終的には授業者自身が、研究を重ね授業を楽しむことがクラスの雰囲気を盛り上げる主要要素であることは言うまでもない。わかるんだけど、「研究を重ねる気もなく面倒だと思っていたことがクラスの雰囲気を盛り上げる」こともしばしばある。授業者の研鑽と…

トラバがあったので

id:bakkenさんからのコメントがあったはずだが見えない。削除されたのかな。 ま、いいや。子どもの「描きたい」という願いと「描ける」ということの実現を結びつけるためには、願いや思いを実現するためのスキルが身につかないと「描きたくても描くことがで…

id:bakkenさんの日記から

こちらではコメントができないようになっているので、引用してトラックバックすることにした。情意面から出発して、技術面を適宜支援していくそんな内容にしました。対象と関わる際にぶつかる壁を越えるとき、楽しさや喜びが生まれるのかなと思います。その…

辛坊キャスター

寝屋川の事件に関して、辛坊キャスターは、学力低下が背景にあると言う。つまり、学校での達成感がないとでもいうのだろう。可能性の塊である子どもをどう伸ばすか、可能性の最大の部分まで引き出してやるのかが学校の、教育の役割だという言い方をしていた…

学校の風聞

バレンタインデーのチョコをめぐる話で思い出した。 小学校、たしか5年生の頃だ。講堂の横にあった便所でカワウソの幽霊が泳いでいたという話が急に盛り上がった。何でも先生が目撃したのだという。生徒指導主事の先生で、クロー攻撃を常用していたH先生で…

教師を目指す

id:bakkenさんが猛烈に単位を取得している模様。 大学の成績なんて忘れてしまったなあ。 ところで、うちの長男も同じようなめざし方をしているらしくて、今度、何だか教養模試みたいのを受けると言っていた。そんな季節なんだね。 それで話していたこと。 例…

ある先生と

ある先生と話していて、サイトの話になった。その方面では実績のある人らしく、けっこう自信もあるみたいなのだが、これが驚いたことにCSSをご存じない。えーって感じだったけど、ページを作っていく感覚とサイトを構成する感覚の違いかな。 それが、「マニ…